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2021/01/07

2021年、大切な1年が始まる。変化に追いかけられるのではなく、変化の波の先頭へ

新年あけまして、おめでとうございます。ついに2021年のスタートです。

2021年元旦初日の出の風景(浦安市総合公園より)改まった新年への独立開業支援への抱負をのせて▲2021年1月1日6:58 浦安市総合公園で迎える初日の出

2021年1月1日早朝、家族4人で初日の出を見ようと、近くの公園に足を運びました。思ってた以上にたくさんの人が、広い芝生の公園、その先の堤防・護岸エプロン部に集っていました。次第にゆっくりと雲の合間を抜けて顔を出すお日様を眺めながら、いろいろ想いを巡らせました。

■変化に追いかけられるのではなく、変化の波の先頭にのる

去年のコロナ下「何かしないと生き残れない、ここを乗り切ろうと走りきること」に追いかけられるような感覚にさいなまれました。「禍」を切り抜け生き延びた先には、ひと息つけるに違いない、いやひと息はつきたい、と。
しかし、昨年末の新型コロナ感染拡大の状況をみると、まだまだ考えが甘かったんだけど痛感します。今年こそはというつよい想いを込め、この1年がどう変わっていくかしっかり認識し直しながら、でも固定せず自由に変化していこうと、落ちついた気持ちで初日の出を迎えました。
私たちを飲み込もうとする変化の波は、リスクに満ち、あらゆる方向に進んでいます。その様々に拡がる波の方向を見極め見立て、変化に追いかけられるのではなく、その波の先頭にのることで存在価値を発揮し、この時代の変化を生む担い手になりたい。

■全国の独立開業者500名にネットリサーチ

昨年12月、全国の独立開業者500名にネットリサーチを実施しています。現在、リサーチ結果を分析中です。独立開業して10年以上の人から昨年開業した人まで、幅広く回答を頂いています。独立ワークスラボから、本年も、コロナ下の今の独立開業者の実態を共有していきます。乞うご期待ください。

■独立開業へ踏み込もうとしている人へ

独立開業支援のアントレ(https://entrenet.jp/)では、Webの記事コンテンツや比較広告、相談カウンター等で独立開業へ踏み出そうとしている人に様々な情報を共有し、その行動を支援しています。今年は、独立ワークスラボの所長として、私もそのコンテンツの1つとしてチャレンジします。昨年末、イントロダクションになる動画は撮影しました。今月からは全国飛び回って、私が体験した内容を体感共有できるカタチで準備を進めます。お届けできるようになったらご案内します。こちらも乞うご期待ください。

■小さなスツールの役割

私の家族には双子の小学生がいます。塾通いしながら冬期講習の勉強をしています。試験勉強は答のある問題への取組なので「必ず解けるよ」といつも話していますが、問題の応え方がわかって解き方を身につけるプロセスは、実は1人ひとり異なってて、すすめかたには答がありません。前述の「変化の先頭の波にのる」のもどうやればいいか答はなく、仮説検証&行動力の勝負です。子どもたちへのアプローチも同じかもしれません。
自分のスイッチを入れてくれるツール、スツール
先日、ひとりが「わからないことがある、教えて」といって、私がリモートワークで使う机のとなりに、いつもは何も持ってこないのに「小さなスツール」をもって入ってきました。横にちょこんと座って、改めて真剣に「何がわからないのか、その問題は何を応えてほしいと考えているのか」じっくり話をしていくと「あっ、わかった」となって、いつもの自分達の部屋の机に戻っていったのです。
答のある問題で答を言わないで、答のないアプローチを完成させる、これ難しいんです。でも、実はこの子、いつもは持たないスツールを持って入ることで自分のスイッチを入れて、となりに座ることで落ち着きと集中力を再生させたのではないかと想像すると、自分を律するツールとしてのこの「小さなスツール」が素敵なものに見えてきました。
独立ワークスラボからの発信は、独立した働き方を目指す人たちが壁にぶつかったり悩んだりしたとき、本来のチカラを取り戻すためのこの「小さなスツール」になれないだろうか。独立ワークスラボは、主役である本人のスイッチをいれられる存在になりたい。ラボ設立から半年、次の半年でスイッチをひとつ1つ準備していきます。
年始、家族との時間の中で感じた気づきでした。本年もよろしくお願いします。

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